寿 美菜子 / ミリオンリトマス

原点回帰のストレートな“寿ロック”ナンバー「ミリオンリトマス」と鮮やかなポップチューン「アンブレラ・アンブレラ」を収録した11枚目のシングル!

 

『けいおん!』の琴吹 袖役、『TIGER&BUNNY』のブルーローズ役、そして『響け!ユーフォニアム』では田中あすか役として際立ったキャラクターを自然体として演じきる、見事な表現力と存在感を放っている声優の寿 美菜子スフィアのメンバーとしても活躍中の彼女の9カ月ぶり11枚目のシングル『ミリオンリトマス』。最新型の“寿ロック”となるタイトル曲「ミリオンリトマス」と、鮮やかなポップチューン「アンブレラ・アンブレラ」を収録している。

なお2016年の12月1日より、寿 美菜子のすべての楽曲がハイレゾで聴けるようになっており、この『ミリオンリトマス』と合わせてたっぷりとハイレゾ音源を楽しむことができる。

寿 美菜子、高垣彩陽、戸松 遥、豊崎愛生。4人のシングル、アルバム計57タイトルがハイレゾで一挙配信開始!

「ミリオンリトマス」

2014年9月にリリースされた2ndアルバム『Tick』以降のシングル曲ー8thシングル「black hole」、9thシングル「Candy Color Pop」、10thシングル「Bye Bye Blue」ーどれも曲名に色が入っており、3rdアルバムにつながっていくような統一感を感じさせる。この「ミリオンリトマス」にも“めくるめく変わる 世界のMillion colors”というフレーズを盛り込み、リトマス紙が化学反応によって色を変えるように、ジャケットの白い街の風景も思う人によってそれぞれの色に色付くといった、カラフルなイメージへと結びつくものとなっている。

作曲は、藍井エイルの「翼」を手がけ、神谷浩史や小野友樹らに楽曲を提供している山田竜平。編曲は、水樹奈々や藍井エイル、茅原実里や羽多野渉らの楽曲に携わっている山下洋介。

ハードさを交えた「black hole」、ダンサブルなサウンドへと振り切った「Candy Color Pop」、ダンスサウンドとロックを融合した「Bye Bye Blue」と比べると、今回は原点回帰とも言うべきストレートなロックが爽快に響く。ハイレゾでは、各楽器が奏でる音が解像度の高さによって細やかに映し出され、それぞれが空間に粒立って現れているような、鮮明さが伝わってくる。リズム隊はタイトながらも低域の密度が高く、スレンダーなサウンドの中、力強い躍動感が楽曲の持つ勢いをさらに引き出している。分離感もよく定位ははっきりと、また高域の刺激も残しており、今作のテーマである「突き抜けたい」感覚と重なる、熱いパッションがはじけるロックが繰り広げられている。

ヴォーカルは、“ゆらゆらとコンパスは まっすぐ 示さないんだ”と、夢中になりたいのに目的地がまだ見つからない心の内を表わす導入部では、そんな現状を客観的に綴りながらも、ちょっと不満げで物足りない表情をにじませる。その後の“大人ぶる子供のような 大人なのかな”を、そのまま表現したような、絶妙なさじ加減のニュアンスだ。でもすべてを受けいれて自分のことを信じることができれば、“ため息の数 幸せは来る”なんて言い切れちゃうのは、やはり大人の証拠。サビでは、“明日は何色? 夢は何色?”と、答えでもあり問いかけでもある言葉を自らと聴き手に投げかける、歌声がまばゆく明るい。

「アンブレラ・アンブレラ」

作曲と編曲は、meg rockやメロキュア、中川翔子やSCANDALら多くの作品に参加している川口圭太。寿 美菜子の楽曲では、作詞家の田中秀典とのコンビで「ウレイボシ」「“YES”」も手がけている。アグレシッヴな「ウレイボシ」、ダイナミックなガールズロック「“YES”」とも違う、ポップで華やかなラブソングが広がる「アンブレラ・アンブレラ」。

出だしでは、ピアノのフレーズが雨音を、ギターのディレィが水たまりに広がる波紋といった、雨にまつわるイメージを一瞬、連想させつつも、ウィンドチャイムとフィンガースナップで雨上がりの晴れ渡った風景のように鮮やかな展開を見せる。「雨」というと歌の中では「涙」など悲しみの比喩として使われることが多いが、この曲ではどんどんと高まる、降り止まない「ときめく恋心」を表わしており、“七色の雨”にずぶ濡れになるとの表現もまた、色で変わりゆく自分の世界を描いた「ミリオンリトマス」のポジティヴなイメージをダブらせる。

量感たっぷりなハリのあるキックとリズミカルな電子音がまろやかな質感で響き渡り、恋に落ちた胸の高鳴りを映し出す。2週間を2000年もの時間に例えてしまうくらいの積み重なる恋心を描く楽曲が迫力のあるアンサンブルにより展開されている。

パートごとのサウンドによって、同様のフレーズでもアクセントが異なるのはもちろんのこと、“クラクラ 恋に落ちて”と“ユラユラ 時を泳ぎ”のように、シチュエーションに応じてのときめく表情の変化も豊か。ラストの“キタイ シタイ ミライ”では、溢れ出す気持ちが前へ前へと急き立てているような声の伸びも印象的だ。

 

1cSMCL462_DG1A_O_prep.pdf寿 美菜子
ミリオンリトマス

Music Ray’n Inc.
2016.12.07

FLAC 96kHz/24bit

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mora

 収録曲

 1.ミリオンリトマス
   作詞:古屋 真 作曲:山田竜平 編曲:山下洋介

 2.アンブレラ・アンブレラ
   作詞:田中秀典 作曲・編曲:川口圭太

 3.ミリオンリトマス (Instrumental)